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【さよなら】
少しの間
あなたに包まれて
眠れたこと
幸せでした
何も考えず
ただﾄﾞｷﾄﾞｷしながら
あなたに抱かれたこと
忘れたりしないよ
いつも
あたしが泣いちゃって
いつも
あたしがぐずって
あなたが
あたしの背中
ポンとたたいて
なぐさめてくれる
優しい気持ちが
いｯぱい伝わる
幸せだと
心から感じました
先に歩くあなたを
あたしはいつも
早足で追い掛けて
あなたは気付いてないかな
あたしがいつも
必死に背伸びしてること
握った手は
一回りも大きくて
その手を握ること
何度ためらったかわかんないよ
不意に
あなたから
握ってくれた手
胸が痛いくらい
しめつける
こんなにｽｷでも
きｯと半分も
伝わらなかった
さよなら
もｯと
あたしが強かったら
こんなに
馬鹿ぢｬなかったら
さよなら
ｽｷになればなるほど
不安も欲も
大きくなって
出会った頃に
あたしが
ちｬんとしてれば
なんて
本気になんて
ならなければ
なんて
遊びなら
簡単なのに
あたし
馬鹿みたい
さよなら
ｽｷになｯてもらう
そんな資格
あたしには
なくて
楽しい思い出だけの今
さよならすれば
忘れないよね
卑怯なあたし
弱虫なあたし
さよなら
さよなら
ごめんなさい
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