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俺の名前は｢萩原龍騎(ﾊｷﾞﾜﾗ ﾘｭｳｷ)｣
自宅から徒歩20分の場所にある市立高鷲高校(ﾀｶｼﾛ)に通う高校2年だ。
特に変な事にも巻き込まれず普通に高校生活を楽しんでいる。
しかし、そいつは突然現れた。
｢おーい、ホームルーム始めるぞ｣
いつものように担任が口を開き皆が席に座る。
ちなみに担任は定年間近のおじちゃんだ。
｢あー…今日は転入生を紹介する｣
担任の言葉に一気に教室がざわつく。
｢おい、龍騎～転入生女かなぁ～♪｣
｢てめぇは女しか頭にねぇみたいだな｣
｢そういう龍騎だって巨乳好きじゃんかぁ～♪｣
コイツは親友…というか最早悪友だ。
席は俺の前で名前は｢桐山颯人(ｷﾘﾔﾏ ﾊﾔﾄ)｣
こんなちゃらい性格だが頭も良くて運動神経抜群で爽やかなイケメンときた。
さぞかし女性にもおモテになるようで。
｢さ、入って｣
ｶﾞﾗﾗｯ!!
教室のドアが開きスタスタと教卓の前に立つ。
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