6月3日

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散り逝く桜を観ながら 泣き出す君は、 とても 君らしく無い。 「どうして 永遠に咲き誇る事を 選ばなかったのかしら。」 そんな 在りふれた台詞も、 全く 君らしく無い。 人間の栄養分で 桜に 永遠を 与える何て、 誰が 考え付いただろう。 誰もが 不可能と 分かり切った事を、 純粋に 信じて居る。
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