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わたしには彼氏がいた。お水だからと言って、文句は言われなかったし、会う回数も少なかった。
だから、かな。
わたしは夜ひとりで居たくなくて、寂しくて、バイトしたり、三人組と遊んだりしていた。三人組はわたしに彼氏がいるのを知らなかった。
わたしに気持ちがあるのを分かってて、彼氏がいることを隠して遊ぶ。
最低な女だ。
そのころ、わたしの友達と三人組で遊ぶようになった。
友達はまゆみ。
古池さんといい感じになっていた。
そしてもう一つ変わったことがある。
わたしは山口さんと2人で遊ぶようになっていたのだ。
地元が一緒で、なんでも話が合った。
わたしはもっと山口さんのことが知りたくて、毎日メールのやり取りを交わした。
まっちゃんには秘密の関係。
罪悪感はあったけど、悪いからと言って山口さんとのことを諦めるほど、良い子じゃなかった。
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