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真っ白になった私の頭の中に、また一つ聞きたくはないが聞かなければいけないことが浮かんできた。
り「子供は…?」
野「いる」
ただただ驚いた。今までのカラフルな楽しかった思い出が、一瞬で真っ黒になった気分。
まさみくんはこれからも会いたいと言ってくれたけど、わたしはどうしていいかわからなかった。わからないから、べつに今までと変わらない生活を繰り返した。その間に益々惹かれていく。もう戻れない。
わたしはまさみくんと会い続けた。
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