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倫寛『ねーちゃん?』 『あ、ごめん。 もう寝るね?』 会話も避けた。 みっちゃんの顔が歪んだのがわかった。 自室に行こうと立ち上がる。 剛『ちょっと待て。』 『なに?』 つよぽんに呼ばれると同時に、手首を捕まれた。 剛『どうした? あーちゃん最近笑ってないよ?』 『気のせいじゃない?』 じゃ、寝るから。 そう言って、つよぽんの腕を振り払った。 まさか、皆が話し合いをしてるなんて知らずに、あたしは深い眠りに入った。
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