プロローグ

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「昂君本当にいいの?」 女性は念を押すかのように昂君と呼んだ男に聞いた。 「僕には彼女しかいません、 逆に僕で本当にいいんですか?」 昂君と呼ばれた男性は、台詞とは裏腹に堂々とした口調で目の前にいる男女に話す。 「ははっ、うちは昂君がいいんだよ。」 男性はにっこり笑うと盃を掲げて中に入っていた日本酒をクイッと飲み干した。  
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