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同居生活も特に何事もなく一週間が過ぎ、この日も部活のために二人仲良く学校に向かっていた
『あ、猫だ』
民家の塀の前に佇む白猫。何やらおかしな声を出しているが、威嚇しているのだろうか?はっきり言って迫力がない
『あは。猫に凄まれてもあまり怖くないね』
「あれ、発情期だろ」
『‥‥ははは』
「なあ。ちなみに、俺も発情期」
『おい!』
「ははは!」
まったくこの人も!朝から何言ってんだか
この後もしばらく龍太郎にからかわれ、朝から疲労感満載だ
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