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『どうやらその星のサムソン町に、手に負えないモンスターがいるという情報よ! 頼んだわね、スペース・ハンタージョーイ!』
モニカが親指を立てウインクをした。
だが、さすが低技術のグラフィック。モニカの顔が笑っているように見えない。まるで親指が痛いのをアピールしているおばさんのようだ。
そんなおば……モニカを無視してジョーイはモニター室をあとにする。
徐々に見えてきた赤色の惑星――
ジョーイは宇宙船の窓からその惑星を見つめ力強く頷いた。
「……よし、今日の夜ご飯はシチューを食べよう」
そっち!?
こんな時に謎の決意をするジョーイ。先が思いやられる……。
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