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Kside
…なんで黙ってんだよ。
図星だったから言い訳考えてるとかじゃないよな?
K「答えないなら帰る。」
A「言うっ!言うから帰んないでくだパイっ!(汗)」
…即答かよっ!
ホント…ヘタレ(汗)
なんで俺こんなの好きになったんだろ…………
…は?好き?え?俺今好きって言った?まさか~…(汗)
そんな思考を巡らせてたらじんの口から案の定…
A「すいません。変な妄想してました(汗)」
…帰る。絶対帰る。
クルッと向きを変えて玄関に戻って靴を履いてる最中に後ろから信じられない言葉。
A「すっ…好きだからっ!」
…はい?なに?す…き…?
思いがけない言葉を聞いてまるで石になったかのようにフリーズしてる俺に向かってじんからだめ押しとも言える言葉の追加…
A「…好きだから…見つめられたり可愛い仕種されると…キスとかしたくなんだよ…」
………は?
いや、ちょっと待って?
じんが俺を好き?
赤くなってたのはキスしたくなったから?
…え?
いやいや、待て待て待て(汗)
…落ち着こう、俺。
…いや、落ち着けないから(汗)
…なんてフリーズしたまま動かないもんだから痺れをきらしたじんが後ろから抱きしめてきた……じんの心臓、かなり早い…
A「…和?なんか言ってくんないと諦めるに諦めれないんだけど…」
ちょっと涙声…
それでも何も言えないで黙ってたらじんがゆっくり離れた。
A「…ごめん、引いたよな?」
次は絞り出したような声…
びっくりして振り向いたらちょっと…いや、かなり切なげな表情で涙目のじんと目があって…思わず。
K「引いてない…俺だって…好きだし……」
言い終わったら何か恥ずかしくて…いや、言い終わる直前から恥ずかしくて語尾は聞こえるか聞こえないか位だと思う…(汗)
…でも多分、これが俺の本音。
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