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Aside
…さっきから固まったまま…
いい加減限界くるって(汗)
そう思うが早いか足は勝手に動いていて…気が付いたら和也を抱きしめてて…
A「…和?なんか言ってくんないと諦めるに諦めれないんだけど…」
やば…涙声…(汗)
かっこわりぃ…(苦笑)
…ってか…まだ何も言わねぇのかよ…
…もう、無理…だな。
名残惜しそうにゆっくり離れて行きながら言葉を紡ぐ。
A「…ごめん、引いたよな?」
…あ…声…上手く出せねぇ…
なんか涙出てきた…
俺がそんな声で言ったせいか、びっくりしたような表情で振り向いた和と目があって…
…じゃあな、って言おうとしたら和から信じられない返事。
K「引いてない…俺だって…好きだし……」
語尾は聞こえるか聞こえないか位だったけど確かに聞こえた、好きの2文字。
信じられないからキョトンとした顔、それも間抜けな声で
A「へ?うそ…?」
そしたらさっきまで恥ずかしそうにうつ向いてた和がクスッと笑って…
K「…信じられない?だよな?俺だって信じられないし(笑)」
なんて笑いながら言ってるし。
でも俺は笑ってる余裕なんてなくて、今度は正面から和也を抱きしめる。さっきよりも強く…
A「…絶対、離れてやんねーからな…離れるって言っても離さねー。」
K「…ばぁか。仁が離したくなっても絶対離れてやんないから(笑)」
嬉しすぎてギュッと更に強く抱きしめたら…
K「苦しいから…ばか仁←」
A「うっせぇよ、ばか和也。ってか、お前さっきから心臓はえ~よ(笑)」
そう、さっき正面から抱きしめた時に気付いたんだけど…こいつ、俺より心臓速いの。
クスクス笑いながら言ったら耳まで真っ赤にして睨むからちょっとだけ意地悪。
A「それ、逆効果だから(笑)」
言ったと同時に唇にキス。
案の定真っ赤になって…可愛かったから思わず「可愛い」って言ったら更に真っ赤になってうつ向いてる(笑)
あ…この空気なんかスッゲー幸せかも…(笑)って思ってたら
A「なんか…今、スッゲー幸せ(笑)」
言っちゃったよ(笑)言いたかったの(笑)←
ギュッと抱きしめたら和也も背中に腕を回して抱きついてきて
K「俺も~…///」
なんて言うから抱きしめたまままたキスしてにっこり微笑んで見つめて…
A「ずっと一緒だからな?」
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