居眠り💤

3/6
前へ
/15ページ
次へ
~男の子目線~ AM3:00 俺は、なんとなく 目が覚めた。 時計を見ると、 もうそんな時刻に なっていた。 乃愛と 一緒に、 ドラマを見ていた所、 どうも、 そのまま寝てしまった らしい。 俺は、ソファ、 乃愛は、床に 寝ていた。 『喉、かわいたな…』 水を飲みに 立ちあがろうとした とたん、 俺は、自分の状況に 初めて気がついた。 乃愛が俺の右足に ギュッと抱きつきながらスゥ、スゥと 寝息をたてて、 気持ち良さそうに 寝ていたのだ。 「なんで、お前、 俺の足に 抱きついて 寝てるんだ?」 俺は、 気持ち良さそうに スヤスヤ眠る乃愛に 問い掛けるように つぶやいた。 俺の足に ギュッと抱きついて スヤスヤ 気持ち良さそうに 眠る乃愛が とても愛しく感じた。 乃愛を起こさないようにそっと、 足を抜き、 俺は、 水を飲みにいった。 俺が水を飲んで、 戻ってくると、 乃愛は、 相変わらず、 スヤスヤと 気持ち良さそうに 寝ていた。 俺は、 ソファと乃愛の体の間に横になった。 「足なんかより もっとまともな所 貸してやるよ」 俺は、 相変わらず 俺の横で幸せそうに 寝ている 乃愛にそう言うと、 足が入っていた 乃愛の腕の中の空間に 腕を入れた。 すると、 乃愛は、 もう一度、 俺の温もりを確認するかのように、 俺の腕にギュッと 抱きついてきた。 俺は、 そんな乃愛の様子に、 さらなる愛しさを感じた俺は、どうも まだまだ 眠れそうにない。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加