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駒沢典子
俺は愕然とした、あいつと一緒ということは様々な雑用をさせられるのだろう。
俺はあいつの下部のようになることが決定したも同然だ。
「よろしく竜紀君」
嫌々そうに言いやがった。
俺も嫌だがな…
俺と典子は仲が良くない、理由は朝子にとって俺という存在は害虫みたいなもんだと思っているらしい。
俺にとってはお前が害虫だっつーの。
でもよろしくと言われ返さないのも印象が悪いので返すことにする。
決して機嫌とりじゃないぞ。お互い体育委員として仲良くやっていくのに必要だからだ。
「よろしく」
「私に迷惑かけないでね」
お前がかけるなよ。
とは言えず。
「心して頑張るよ」
嘘だけどな。
「あれ、いつもより素直だね」
「いつも素直だろ」
「そう」
軽くはらいやがって。
あー二学期そうそう最悪だ。
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