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教室に入ったときには、すでにチャイムがなりおわり、先生が俺たちの帰りを待っていた。
「コラお前たちもう休み時間は終わってるぞ!」体育教師だからだろうか無駄に声がでかい。
怒ったときには特に…
他のクラスの奴等も数人ドアから首を出してチラチラ見ている。
恥ずかしい…
「特に竜紀!!!!始業式で居眠りとはいい度胸だな。だいだいお前はいつも先生に迷惑をかけて。コラ反省してるのか?」
「しょーがないですか。校長の話つまんないだから」
「まったくそういうところが高学年としての自覚がないな、いいから反省しろ」
「はいはいわかりましたよ。すいませんでした。」
「これからはシャッキとしろシャッキと」
「はい、わかりました」
「よろしい」
教室に入ると典子がそらみろ的な感じで見てくる。
いつのまにか入川も席についている。
先生実はバカなんじゃねーのふとそう思った。
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