†15『恩師と共に』

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『いいか、もし敵が複数の技で攻撃して来たらとりあえず落ち着け。複数の攻撃は目くらましさ、本当の攻撃はそれに気を取られてる隙にしてくる。だから待つんだ。 “お前のタイミングを” もしそれが闇魔法ならば魔によって封印出来る。 敵が一番に魔力を高めた時がその時だ』 たけるは見逃さなかった。 ――“その時”を。 「この一撃で…しまったベア!!」 どす黒い風がたけるに放たれようとしていた。 「封印魔法、“魔封印”」 「何!?ぐあぁぁぁ!!」 幻熊は魔法を放つ前に強力なその魔法は封印された。 地面に倒れる幻熊。 「敵わないベア…」 幻熊はゆっくり起き上がり、呟いた。
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