†4『力の道』

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「俺の親父は昔、ノイラントより北東の国、アーリア王国の兵士で元々はアーリアに暮らす平民だった。アーリアはリーシェア大陸の中でも“魔力発祥の地”と呼ばれていることもあって、王国には上級魔導士や魔女と言った優れた術者が居た。 だがその力は闇を生み出した…。民同士の醜い争い…小国の侵略…その事からアーリアは周囲の国々から恐れられるようになり、隣国の北国アイウィル王国に見張られる国家となった。 アーリアの国王はそれに反対し、アイウィルへの見せしめにアイウィルとの同盟国、ノイラント王国を襲った…。 それが“第二次魔界大戦” 結果、アーリアとノイラントの国王は共に死して力の差は互角であった。 そしてその戦上に立った親父は殺されたんだ…!! 三代目親衛隊隊長である “谷川健介の手によってな”」 ――!! 先生が…親衛隊!?
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