12人が本棚に入れています
本棚に追加
眠りにつく。
眠り・・・に・・・つく・・・はずだったのだ。
隣のイケメンに邪魔されなければ。
「なあお前ってどんな女子がタイプなんだ?今の子みたいにおとなしい子か?」
「・・・・・・朔、俺は寝たいんだが。寝かせてくれないのか?」
「おいおい。少なくとも1年は一緒のクラスなんだぞ?ちゃんと自己紹介聞かねーと。」
「・・・興味ない」
「あん?お前どこか冷めてるな。まあでも次のやつの自己紹介は別だろうよ」
そんな会話をしていると今度は急に男子が騒ぎだした。
そういえば、朝も人だかりが2つあったな。
「朔、もしかして」
「すぐにわかるさ」
そういって朔はニッと笑った。
最初のコメントを投稿しよう!