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青色のカーテンが窓側から振る日光を遮り、暗い空間を作りだす
さながら薄い夕闇の中へ紛れ込んだ気分だ
そういえば彼は中年の男に仲間がいると言った
だから中年の男を生かしているとも応えた
僕の他に教室から逃げ遅れた生徒は三人程いる
その内誰がいや何人が中年の男の仲間なのか気になる
教室から出るのは数分も掛からない筈
あの二人は充分時間を持って事を起こした。まるで何かと何かを分けるように
ひょっとして全員が中年の男の仲間なのか?
彼が言ったアークにハサップとは一体何なんのか?
「目が覚めましたか?」
「え……あぁはいお蔭さまで…」
突然の出来事に僕は動揺する。僕の横に中年の男は、そこにいた。喋りかけてきた
今まで気が付かなかった
そこだけ空間がすっぽりと異物に見える。違和感を覚える
緊張する。こういう時、僕は何と言えばいいのだろう?
「僕の判断は正しかったのでしょうか?」
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