潜入、頼れるのは潜友

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盗賊「さて、夜になったわけで。」 僧侶「さすが小説、時間またぎとかいうチートが普通に発動しやがった。」 盗賊「まあまあ、ところで城の入り口をよく見て欲しいッス。あ、サーモグラス着けて。」 僧侶「赤い線がたくさん張ってある。」 盗賊「あの赤外線センサーに触れたら罠が発動するッス。」 僧侶「やっぱ時代おかしいよ。」 盗賊「恐らく……地面の穴から槍が、外壁の穴から矢が飛んでくるッス。」 僧侶「今更時代背景の軌道修正しようったってもう遅いんだよww」 盗賊「試しにこのファー●ビー人形を投げるッス。」 ポイッ ピピッ…… 四方から光線が射出され、フ●ァービー人形が一瞬閃光に包まれた。 ファ●ービー人形の周りの布だけ燃え尽き、機械の部分はまだギシギシと鳴っている。 超怖い。
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