直哉の横暴

5/6
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
俺はその場にうずくまった まずい、勝てる気がしねえ 逃げるしか・・・ないのか でも、どうやって・・・? !! 俺の頭の中を一つの考えが駆け巡った やるしかない やるなら今だ 奴は油断している 「どうしたんですか?もうダメですか?」 俺はもう一度拳を握りなおした 今度はその拳を地面に向かって叩きつけた もの凄い音をたてながら崩れ落ちる廊下 坂東直哉は廊下と共に落ちていった !! まずい 下にはまだ一年生がいるんだ 俺は奴の恐ろしい強さに足がすくみ その場から逃げ出すしかなかった
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!