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俺はその場にうずくまった
まずい、勝てる気がしねえ
逃げるしか・・・ないのか
でも、どうやって・・・?
!!
俺の頭の中を一つの考えが駆け巡った
やるしかない
やるなら今だ
奴は油断している
「どうしたんですか?もうダメですか?」
俺はもう一度拳を握りなおした
今度はその拳を地面に向かって叩きつけた
もの凄い音をたてながら崩れ落ちる廊下
坂東直哉は廊下と共に落ちていった
!!
まずい
下にはまだ一年生がいるんだ
俺は奴の恐ろしい強さに足がすくみ
その場から逃げ出すしかなかった
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