46人が本棚に入れています
本棚に追加
―最果ての村 アスマ―
村の唯一のシンボルとなっている風車が回っており、後ろには高い山があって、まさに最果ての村だった。
世界樹の森林からはそう遠くない場所にあったので、シエルとシュリはすぐアスマに着いた。
シュリ
「穏やかな村なのね。」
シエル
「はは、よくいわれる。ホントに最果てにあるから、帝国イクスピアの貴族の人たちはもしかしたらわからないかもね。」
シエルは笑顔でいった。
シュリ
「イクスピア…?」
シエル
「あ、そっか。記憶喪失なんだよね。じゃあ最初から話すと、この世界はセピアっていって…―」
最初のコメントを投稿しよう!