第一章:世界樹での出会い

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―最果ての村 アスマ― 村の唯一のシンボルとなっている風車が回っており、後ろには高い山があって、まさに最果ての村だった。 世界樹の森林からはそう遠くない場所にあったので、シエルとシュリはすぐアスマに着いた。 シュリ 「穏やかな村なのね。」 シエル 「はは、よくいわれる。ホントに最果てにあるから、帝国イクスピアの貴族の人たちはもしかしたらわからないかもね。」 シエルは笑顔でいった。 シュリ 「イクスピア…?」 シエル 「あ、そっか。記憶喪失なんだよね。じゃあ最初から話すと、この世界はセピアっていって…―」  
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