第二章:本当にすべき事

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二人はアスマから離れ、次の街 第一都市 フィルアムに向かっていた。 シエル 「……うーん。もう少しだと思うんだけどなぁ…」 シエルはぐったりしていた。 それに対しシュリはスタスタと歩みを進める。 シュリ 「………おいていくわよ?」 シエル 「あ、ちょ…ちょっと待ってよ!」 シュリ 「…いくつか質問していいかしら?」 シエル 「……?いいけど…」 シュリ 「さっきのノイズさんの話を聞いていて不思議におもったのだけれど、貴方のお父さんは…?」 シュリは首を傾げた。 シエル 「あぁ、聞いた話だけど、僕が小さい時に死んじゃったんだって。」 シエルは、少し悲しそうにはは、と笑って頭を掻いた。 シュリ 「そう…だったの…。」 シュリは聞いてはいけない事を聞いたようで少し悲しそうな顔をした。 シエル 「き…気にしないでよ!僕あまり覚えてないしさ…!父さんのことあまりわかんないけど」 シエルはシュリをみて微笑んだ。 シュリ 「…」 シエル 「母さんは…」 シエルは真面目な顔にと変わった。
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