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シエル
「…ガーディアンって…!」
シエルはその言葉に敏感に反応し、拳をグッと握った。
少女
「……?」
チェア
「アンタはシュリ・ミトスって名前よ。記憶喪失で困っている様だし?あたしたちにはアンタが必要なの。だから早く記憶取り戻してくれない?」
シュリ
「……」
シュリと言われた少女はチェアを睨んだ。
チェア
「…ホントにムカつくわね。」
チェアも負けじと睨み付けたが、スグに目をそらした。
チェア
「それにしても、レイテル遅いわね…」
チェアがそう呟くとシエルはバッとチェアを見る。
シエル
「…レイテル!?」
チェア
「………なに、レイテルを知ってるの?」
チェアはシエルを上目遣いで見る。
シエル
「知らないもなにもないよ!!!レイテルは僕の母さんの仇だ…!」
シエルは叫んだ。
チェアはしばらくシエルを見た。
チェア
「………クスッ、残念だったわね?」
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