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―――――――
「さて、どうしようかの~」
まだ、敵は着そうにはないから、雅人が入っておる球を避難させておくか…。
雅人を移動差せようとしたら突然後ろから気配がした。
ガキーン💥
「まあ、早いお越しでの~…」 ニコリ
「くっ気づいていたかっ」
クナイで、敵をとばし木の陰の方を向いた。
………
「コソコソしとらんで、さっさと出てくるんじゃ…」
クックックッ
木の後ろから黒いフードをきた怪しげな男が出てきた。
「いや~バレちゃいましたか…あなたが亜人だったとは、力が欲しっ…いえ、ぜひうちの仲間になってほしいですねー」
途中で言いかけた言葉で敵と判断し、急いでこの男を倒して雅人の治療に専念することにした。
「お主も我が主の力目当てか?残念じゃけど…」
断ろうとした時、ミズキの前に居たはずの男が自分の後ろに立っており、手を捕まれ動けなくなっていた。
「ククッ…断る権利は君にはないよ~」 クス
バリーン
突然凄い音がし、その方向に目をやると、水の球を破り敵が雅人の首にクナイを当てていた。
†
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