43人が本棚に入れています
本棚に追加
恋華『貴方達、誰!?』
??『俺たちはお前を迎えにきた。』
恋華『はぁい!?なんで!?てか、一体いつからそこにっっ。さっきは私以外誰もいなかったのに!?』
??『俺たちはお前が来る前からここにいた。だが、姿を隠していた。』
恋華『姿を隠す!?意味が分からない、私帰る!』
私は振り返り、走ろうとした。
だが……
??『……逃がしはしない、静夜(せいや)』
静夜『はっ!』
シュッッ、シュタッッ
もう一人の人が私の前にきた。それもすごい速さでっっ
恋華『きゃっっ』
静夜『すみません。
こうしないと貴方様は逃げてしまうので』
私は腕を捕まえられた。
恋華『離してよっっ、貴方達誰なのよっっ、私になんか恨みでもあるの!?』
??『お前は決して逃がしはしない。やっと見つけたんだ。』
ドキッ
この声、あの時の?
この人だったのね。
恋華『私を探してたの!?なんで!?』
??『お前が俺の婚約者だからだ…。』
…………
恋華『はぁー--い!?
あっ貴方が私の婚約者!?意味が分からないっっ。なんかの間違いじゃないの!?』
??『間違いじゃない。これが証拠だ。お前が俺の婚約者であり、バンパイアであるという証拠だ』
最初のコメントを投稿しよう!