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さかのぼること昨日。
自己紹介をしてもらったが…やっぱり私は…。
恋華『やっぱり私は、自分がバンパイアで、貴方の婚約者だとは信じない…。』
蓮『……』
静夜『恋華様…。』
二人は黙りこんでしまった。
恋華『だから、私じゃなく違う人を婚約者に…』
蓮『それはできない。もう、俺とお前は婚約者という契約が成立した。
だから、もうお前以外のやつを婚約者にはできない。』
恋華『そんな…。勝手に決められても、こっちが困るよ』
蓮『……分かった。』
恋華『えっ!?やめてくれるの!?』
蓮『だれが、そんな事を言った。おれは、分かったしか言ってない。
勝手に来て、知らないやつに婚約者って言われたら、確かに困ると思うから、これから、お互いに知っていけばいいと思ったから、分かったって言ったんだ。勘違いするな』
……えっと
恋華『じゃ、どうすればいいの?』
蓮『俺らはしばらく魔界に帰らず、人間界にいるとしょう。いいか、静夜。』
静夜『王子が決めたなら私は、お供します。』
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