吸血鬼~バンパイア~

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蓮side 静夜『恋華様、準備はできましたか?』 恋華『あっはい;』 静夜『それでは、行って参ります。』 蓮『あぁ。』 恋華『……行ってきます』 蓮『……気をつけろよ』 シュッッ 二人は消えた。 蓮『ふぅ--(ため息)』 あいつ、大丈夫か? 行く時、なんか青白かったが…。 まぁ、俺のせいなんだけどな…。 クスッッ(笑) やっべー。笑いがとまらねぇ…。 あいつの血、俺が今まで飲んだ中で一番、甘味があって美味だった。 あれが、魔界でいう『蝶華の血』か…。 本当にうまかった。 だが、飲みすぎたらあいつは死んでしまう…。 それは、断じてさせない。 やっと、見つけたんだ。 例え、記憶がなくても… それに、あいつはこれから、狙われるな…。 あの『蝶華の血』をもっているのだから…。 だが俺が守ってみせる…。 そう約束したんだ…。 だから、お前もいつか記憶が戻った時、約束した事を守れよ…。 ルナ…。
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