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ギア『だか……忘れるな、必ず俺たち妖魔一族が蝶華の血を手に入れる。
ちゃんとその子を見張っとくんだな!!』
シュッッ
そういって二人は消えていった。
恋華『助けてくれてありがとう。でも……蝶華の血って何?』
蓮『……まだ、教えられない』
恋華『……そっかぁ。分かった。でも、いつか話してね…。』
蓮『分かった。約束しょう。』
恋華『ありがとう。それより、あいつらは?誰なの?』
蓮『あいつらは、魔界で俺達、バンパイア一族の敵、妖魔一族だ。』
恋華『妖魔一族?』
蓮『あぁ。だが、あいつらが人間界に来たということで更にお前はこれから、狙われるだろう。帰って、静夜とお前を守るための策でも考えるとするか』
恋華『……大丈夫かな?』
蓮『俺がいるんだ。お前は俺が、絶対に守ってやる』
恋華『……ありがとう』
蓮『じゃ、帰るぞ』
ひょい
恋華『だから、なんでお姫様だっこなの!?//』
蓮『こっちの方が早いから。行くぞ。』
シュッッ
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