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屋上
~ルナside~
約束して…。
もし、記憶が元に戻ったら、蓮から姿を消して。
ルナ『あんな事いっちゃった。』
寝ている恋華に近づく。
ルナ『…ご…めんな…さい』
ポタッ
私の目からの雫が恋華の顔におちた。
ごめんなさい…もう、誰にも傷ついてほしくないの…。
特に蓮には、もう傷ついてほしくない…。
あんな、悲しみに満ちた蓮の顔はもう見たくない…!!
だから、蓮が気づく前に記憶が思い出したら、そっと姿を消したいの…。
本当にごめんなさい…。
だけど…まだ、貴方の中に居させて…。
記憶を思い出したらもう蓮には会えないから、貴方の中にいる時だけは、蓮の笑顔がみれるから…。
ごめんなさい…。
シュッッ
ルナは恋華の中にはいった。
涙のあとを残して…。
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