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「うん!!美味しいよ!!母ちゃん!!!」
「あら、それはよかったわね。今日の鍋は小助のお陰で作れたんだからたくさんたべるんだよ?」
久々に肉が入った鍋が凄く美味しい。
僕が鍋を食べている姿を見て母ちゃんは、にっこり笑って楽しそうだ。
「でも今日の小助は本当にすごかったな!!このまま修行して猟師にでもなるか!?」
平太兄ちゃんがおどけながら僕に言う。
「いいね!!!それ。そしたら毎日ごはんが楽しみだ!!」
二兵衛兄ちゃんの言葉にぼくらは大笑いをした。
そのままみんなでいろんな話をしながら気がつけば辺りは真っ暗になり僕らは眠っていった。
明日は一生忘れられない出会いがあるとも知らずに。
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