◆会

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「ありがとう。亜紀はホールでテレビを見ていて?」 亜紀はわかったと頷くと裕子を置いて部屋を出ていってしまった。 「貴女が桐島裕子さん、ですね。はじめまして、亜紀の母です」 初代は深々と頭を下げた。 「はじめまして……真岡さん、頭を上げてください。せっかくお手紙を頂いていたのに返事も致しませんで、こちらこそ申し訳ないと思っていた所です」 「何を仰いますか。桐島さんは亜紀の為に色々してくださっていると、亜紀が教えてくれました」
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