平穏な日常

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「フリータイム4人で、あと、ドリンクバーお願いします。」 俺はカラオケの受付の店員にそう行った。 「はい。じゃあ3番の部屋に行ってください。」 「んじゃ早く行こうぜ!アニソン歌いたくてウズウズしてるんだよ!」 「はいはい、湊は一人でトイレで歌ってろ。俺らはさっさと部屋にいくから。」 「なんで僕がトイレで歌わなきゃいけないんだよ!」 「え、だって反響音とか最高じゃね?」 「そんなナチュラルな反響音なんていらないよ!」 「っち、ウダウダいってんじゃねーよ。時間なくなるだろ。」 「なんで僕はいつもこんな役回りなんだ…」 そんな感じでグダグダと3番の部屋に向かった。 「えっと、ここだね三番の部屋は。」 神原はそういった。 「んじゃお前ら先歌ってろよ。俺はドリンクとって来るから。」 「あ、じゃあ僕はメロンソーダ!」 真っ先に湊が言った。 「ん、神原と川島はどうする?」 「カズ君にパシらせちゃ悪いよっ!私も行くよっ!」 本当は女子に手伝わせるのもどうかと思ったが、多分言っても神原は聞かないだろう。 「んーじゃあ一緒に行くか。さすがに4つもコップはもてないからな。」 「うん!映里はどうする?」「じゃあ私はコーラ。もちろんゼロカロリーでね~」 天川島は映里と一緒に行くかと思ったが、さすが天然女子。マイペースだ。 「りょーかい。じゃあ行こっかカズ君!」 「ん、じゃ行くか。」 そういって俺と神原は部屋を出た。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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