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「だって本当はclazy~♪」
湊はアニソンをノリノリで歌っている。
「土谷君って歌上手いよね~」
「そうか?ただ単にノリノリで歌ってるだけじゃね?」
俺は川島にそういった。
「えー、ただバカみたいに叫んでるだけじゃない?」
俺と同じく神原も言った。
ふと気づくと湊は歌い終わったっていた。
「アンタら好き放題言ってくれるじゃないか!」
湊はいつものように反論してきた。
「はぁ?そういうのは点数とってからにしろ。」
「っふ。だったら点数を見させてわからせるしかないな!」
そう言って湊は点数と順位を集計されるのを待っていた。
そして点数と順位が画面に表示された。
「ばばん!67点!。どうだ神原と和人!67点だ…ぜ。」
最初はむちゃくちゃテンションが高かった湊だが、点数と順位が表示されてからは、どんどん顔が曇っていった。
「ほーすげえなこの点数は。おそれいったぜ湊。」
「すごいねー、こんな点数、私じゃとれないよ。」
俺と神原はそういって湊をいじった。
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