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「ハルヒ!!」
俺が叫んだ時にはもうプリントは窓の外に優雅に舞っていた。
「なによ!!バカキョン!!」
珍しく機嫌良さそうにハルヒが何かを書いていたので、それを覗き見したら俺が持っていたプリントを窓の外に投げられた。
「何も投げる事ねぇだろ」
「覗いたアンタが悪い!!」
「へいへい…」
「ちなみにあのプリント次の時間提出よ」
「まじかよ…」
俺はハルヒの悪そうな笑顔を無視して落ちたであろう中庭に向かった。
そこであいつに出会った。
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