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剛は山手線に乗っている
株式会社満月の面接を受けた帰り道だった
『社長から一時的に解雇すると言われた時は、本当に絶望したけど。』
『工作員として満月に潜入しろだなんて
逆に嬉しかったんだぜ
こんな重要な仕事、信頼されている証拠だからな』
面接の手応えはあった
剛はゲンマでソムリエ助手として働いていたが、満月ではソムリエは殆どいない
その為面接では商品管理部門に在籍していたことにした
~~♪
剛の携帯が鳴った
EEJUMPの"お~っととっと夏だぜ"の着信音はメールの設定なはずだ
剛「ベネ(良し)」
剛は高木へ採用された事を報告し家路についた
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