1人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
私は何処にでもいる普通の少女。髪は長めで目はパッチリしてる。スリーサイズは×××(自主規制)
そんな私も一人の少年に恋をしました。そこまではごく普通だった。そこまではね…
「ふぁ~あ、よく寝た…」
ここは私が通う普通の高校の一年一組の教室。
さっきは数学の時間で数字を見たら眠くなる私は開始3分で寝てしまった。
「また寝てたのかよ」
こいつは小学校からの腐れ縁の坂内 カイリ
こいつは私に二回告白して二回ともふられている。
「何よ、悪いの?」
「ああ、わるい。」
自分だって古典の時間寝てるくせによく言えるわ。
「あんた人のこと言える立場なの?」
「全然」
即答かよ!
「なぁ、あの事考えてくれたのかよ」
「あの事?」
はて、あの事って…
「だ、だからその俺とその、カ、カップルに」
「断る」
「何でだよ!」
「二回ふられてまだわからないの?」
お前に興味ないんだよ
「分からねえよ!」
そういうとカイリは外に出ていった。
「情けないなぁ。」
それからしばらく経ち下校時間になった。私も帰ろうとしたその時
「クシュン!」
くしゃみをした時ポケットに入れていた学生証が飛び出して下に落ちて行った。
「めんどくさ…」私はしぶしぶ下に降りると見てはならない光景を見てしまった。
最初のコメントを投稿しよう!