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歩いていると
目の前に青年がいるのに
気付いた
(なんだ…コイツ…)
目の前で止まって
青年の顔を見上げると
笑ってる…
(んだコイツ…
ケンカ売ってんのか?
そんなに俺の顔が
面白いか?)
俺は少し睨んでみた
すると青年はしゃがみこみ
俺に手を伸ばしてきた
気付いた時には俺は
地面から足が離れていた
(?)
何が起きてる?
するともの凄く温かい
何かに触れた
俺…抱っこされてる?
ポカーンとしてると
青年が口を開いた
「可愛いオチビさんだね
身体…凄く冷たいよ
キミは独りぼっちなの?
だったら僕等は似た者同士だ」
微笑をしながら
青年は俺に言った
本当に唖然としていたが
我を取り戻した俺は
青年の腕の中で
暴れて、引っ掻いてと
抵抗をした
青年はビックリして
手を離した
俺は暗い道をただ一心に
走り続けた…
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