ひとりぼっち

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猫視点になります― 俺は親を知らない 気付いたら1人だった 家族なんて知らない 家族なんてものを考えたことも なかった 生まれた時から1人 きっとこれが運命なんだろ? 独りぼっちは慣れていた 寂しいなんて思ったことない 寧ろ独りぼっちを望んでいた この世界で生きる奴は 仲間とか情とか そういうのを持った奴から 居なくなるんだ 最後に1番頼りにするのは 自分だから… 優しさとか憂いとか そういうのはいらない まぁ貰ったことないから よく知らないけど 別に知らなくていい
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