風詠みの唄

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光が突き刺す風の旋律 それに守られていた少女は 心が壊されていた 壊れた心を背負う少女にまとった旋律は 一つの花を少女に渡した。 少女の見る先には何もなく 何が真実かわからず 言葉を発することもない 花は少女を癒せず 時間だけがゆっくりと流れ 心をまとった少女は そらの向こうに
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