4人が本棚に入れています
本棚に追加
「またかよ・・・」
私は一番最初の机の所まで戻って来てしまった。
机の上に紙があるので間違いないだろう。
「全然、出られないな。今、何時?」
私は椅子に座りこんだ。
「どこにあるんでしょうねー」
『何度も言うが知ら・・・、ん?』
EIEが言葉を途中で切った。
「どうした?」
『汝、その紙を裏返してみよ』
私は言葉通りに紙に手を伸ばし、裏返した。
「なにこれ?」
紙の裏には円と直線で構成された図形が書いてあった。
私が首を傾げていると
『それが源である。それを破壊すれば解術される』
EIEが言った。
私は紙を破ろうとした。
ところが
最初のコメントを投稿しよう!