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ツン・・・ツン
「ん?」
私は背中を何かに突かれて目を覚ました。
「ふぁ。よー寝た」
椅子から立ち上がって伸びをした。
体がボキポキいう。
「起こしてくれて、ありがと」
EIEに突かれたものと思って後ろを振り向いた。
「え?」
だが、後ろにはEIEでなく黒いローブを着た中学生くらいの背丈の人?が居た。長い黒髪で顔の半分が隠れていて片目しか見えない。
「誰?!」
「誰だとは失礼な。汝、我を忘れたのであるか?」
声はなんだか子供っぽかった。
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