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「だ…れ…?」
血だまりに浸り、薄れゆく意識の中で、青白い顔をした少年は、目の前に佇む人影に話しかけた。
(マリー、コイツか?死にかけだぜ?)
(この位治せるでしょう?私とあなたなら)
(まぁな…でもコイツ…)
(えぇ…目覚めかけてるわ…)
そういうと、優しく頭を触る感触があった。
(でも…憎しみは力に変わるわ)
(あぁ、そうならコイツは最強だ!)
(ハウル…ハシャぎ過ぎ…)
(じゃあ早速契約だ!)
(そうしましょう)
少年は、ここまで聴くと意識を失った。
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