第1話

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一方、ジャンは雨が降り始めた荒れ地を無言で歩いていた。  今頃アイツは署長に抱かれてる、旦那の投獄期間を減らすためとはいえ・・・  『くっ・・・!!』 ジャンは二人の行為を想像してしまい、直ぐに記憶から消そうと頭をふった。  悲しみの気持ちと痛みが雨によって自分の体から洗い流される事を神に願い、ジャンは荒れ地をゆっくりと無言で歩いて行くのであった。
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