ドアホちゃう!!ドワーフや!!!

3/11
前へ
/40ページ
次へ
『もしかして、王子様ですか?』 小人はそう聞いてきた。 「ハァ…ハァ…いかにも!」 俺は乱れる呼吸を抑えながら答えた。 恐らく俺の着ている服を見てそう言ったのだろう。 今は汗でビチョビチョだか、けっこう高い王族の服なのだ。 小人は俺の言葉を聞くと涙を止め、目を輝かせ叫んだ。 『み、みんなぁーーー!!!王子様が来てくれましたぁ!!!』 バッ!!!×6 その瞬間他の小人達が一斉に振り返り俺を見た。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加