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もうその役目俺っきゃないっしょーーー!!!
そして王子様は、隣の国の姫が眠る森へ走りだす。
テンションが上がり過ぎて馬に乗って行くという選択肢は王子様には無かった。
─そこまで思い出して王子様は思考を止めた。
というか疲れ過ぎて考えるということが困難になっていた。
当たり前だ。
隣の国から走り続けているのだから。
もうそろそろ着くはず。
そう思ったと同時に、20メートル先に数人の小人がいるのを王子様は見た。
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