1st

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「ふっんん…」 「舌、ちゃんと出せ」 「むっりんん…」 顔を赤らめながら、舌を先生の口に出す。 「いい子だ」 また、頭を撫でられた。 ドクンと心臓が跳ねた。 「せんせ、もう一回血を飲まして?」 首筋に噛みつく。 どんどん、先生の血が喉を通っていく。 「あ、あああ……」 首筋から口を放し、先生に向かい合った。 「どうした?」 少し微笑みながら問う。 「あ、あく、ま」 「知られてしまった以上…生かしてはおけないな。」 命の危険を感じたのか、保健室を出ようとして、扉に手をかけたが、ビクともしない。
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