1st

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「開かなっ…や、来ないっで!!」 「さぁ…消えてもらおうか」 じわじわと滲み寄ってくる先生に、ありえない程の恐怖心を抱いていた。 そして、目の前に先生が立った。 「なん、でもするから…殺さないで…」 目をギュッと硬くつむった。 「冗談、冗談」 その一言で、安心したのか膝から崩れた。 「怖がらせたな。ちょっと遊んでみたかったんだ。でも、何でもするって…言ったよな?」 「それはっんん」 唇を唇で塞がれた。 「んふっ…んんっ」 「可愛いな…」 その言葉で、赤かった顔が余計赤くなった。 「あ、あくま…のくせに」 「ふっ…吸血鬼のくせに。」
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