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「開かなっ…や、来ないっで!!」
「さぁ…消えてもらおうか」
じわじわと滲み寄ってくる先生に、ありえない程の恐怖心を抱いていた。
そして、目の前に先生が立った。
「なん、でもするから…殺さないで…」
目をギュッと硬くつむった。
「冗談、冗談」
その一言で、安心したのか膝から崩れた。
「怖がらせたな。ちょっと遊んでみたかったんだ。でも、何でもするって…言ったよな?」
「それはっんん」
唇を唇で塞がれた。
「んふっ…んんっ」
「可愛いな…」
その言葉で、赤かった顔が余計赤くなった。
「あ、あくま…のくせに」
「ふっ…吸血鬼のくせに。」
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