1st

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「あぁ…無理無理…飢えが…」 どこかで休めないかと考え、出てきた場所は一つしかなかった。 すぐ、その場所に向かった。 扉には、保健室と書いてあるプレートぶら下がっていた。 「失礼します…」 「ん?柊じゃないか。どうしたんだ?」 先生は、デスクから立ち上がり、俺の元に駆け寄る。 「熱…ありそうだな。ベッドで寝てろ。」 「はーい…」 言われた通りにベッドに横になる。 だが、眠気が一向に来ない…。 閉められていたカーテンが勢い良く開いた。 そして、カーテンの向こうには、先生が立っていた。 「俺の血、飲むか?」
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