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芝生の先には崖。 るりは崖のぎりぎりまであるいた。
「あ……。」
崖の下には… 街が広がっていた。 洋風のまちだ。
ルリは迷うことなく歩きだした。 (なんでだろう。)
長い花に囲まれた道を下って崖をおりるとそこには今さっきみた街が広がっていた。
(このまち…なんだか不思議…)
高いビルやマンションがある。全部洋式に作られていた。
しかし町を歩いている人たちはみんな日本人がお。
(服は日本人っぽくないけど…。)
そんなことを考えているうちに私はルリと一つの細長いビルの前にたっていた。
『わたし…ここ一回来たことあるの…。』
ルリは悲しそうに、そして困った顔をし、そう呟いた。
『ミキ…何があってもビックリしないでね…。』
「えっ…ぁっ…。」
わたしが戸惑っているとルリはわたしのてを握り大きなドアを開いた。
ギィィィィィィっ
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