未来。そして過去。

4/7
前へ
/17ページ
次へ
???『ルリィ!!』 ドアをあけると知らない女の人が飛び出してきた。中国人っぽいみのなりをしている。年は…私たちと同じ中学生くらいに見える。 そしてルリに勢いよく抱きついた。 ???『ルリィっ。帰って来たノネ。』 ???『なにかわかったことはアッタ?』 ルリ『ちょっ…はなして。おちついて。』 ???『オゥ。スマナイスマナィ。』 するとその女性はすっとルリからはなれた。 ルリ『ただいま……。 アイエン…。』 アイエン『オカエリ。ルリ…。 今回はどうしタ?』 ルリ『詮索術でここへ…。』 アイエン『…。ということハここに天壊悪が…。』 ルリ『ううん…。まだわからない…。新しく天使が落とされたのかも…。』 二人は私をほぉって話を進める。私は何を話しているのか全然わからない…。すると… アイエン『ん? ルリ。ソレハだれダ?』 ルリ『あぁ。 ミキ。新しい居場所をなくした天使。』 ルリ『ねぇアイエン。このこに力の制御術をかけてあげて。』 アイエン『オゥ。まっかせナサイ!!ミキっていうのカ。よろしくな。アイエンっていってネ』 ルリ『ミキ。今からミキが簡単に羽を出せたりできるように術をかけるから。我慢してね。』 ミキ(何を我慢するんだろう…。) ポゥっ その時、わたしの周りが光だした。アイエンをみるとなにかを唱えている。 ミキ(苦しい。あ…。あの羽が初めて出たときみたいだ…。) バサァっ。 ミキの翼が出た。 ミキ『はっ…ぁ…』 アイエン『ルリぃっ。出来たぞ。 ………ん? シロイハネ…。』 アイエンは私をみて顔を曇らせた。 アイエン『ルリ!シロイハネの天使なんてなんでウケモテルンダ!?』 ルリ『落ち着いてアイエン!!』 アイエン『このシロイハネの天使!! 出ていけっ!!オマエラハ私達を見捨てた!裏切り者ダ!! なにも知らない癖にノコノコと… この幸せモノメ!!』 ミキ『!?』 ミキは怒りで震えだした。 ルリ『ミキ…。お願い。落ち着いて。』 ミキ『…で…っ。なんでアイエンをかばうの!?ルリ!? アイエンもルリもわたしのことをバカにして!? 気持ちをわかってないのはどっちよ!? …誰も私の気持ちなんか分からない!! ルリもアイエンもだいっきらい!!』 ダダッ。 アイエン『!?……っっ』 ルリ『ミキっ。どこにいくの!?』
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加